【ネタバレ無し】原作未読向けSAO3期 (アリシゼーション) 20話解説・考察
SAO3期(アリシゼーション)20話の解説を原作のネタバレなしでします。19話の解説はこちら。
各話はAmazonプライムビデオ, Huluなどで配信されています。見直し等される方は、参考までにどうぞ。(本記事更新時点での情報です)
※上部のアイキャッチ画像は公式の14話予告より引用させていただきました。
解説
今回は、前話で公理教会への反逆を決意し右眼の封印を破って眼球が破裂したアリスを、キリトが背負って何とか95階まで到達したというシーンから話が始まりました。
話としては、階下の大浴場におけるアリスとベルクーリ(元老長により石化)の再会、元老院の秘密を知り唖然とするキリトとアリス、チュデルキンとの小競り合い、整合騎士に仕立て上げられ記憶を失ったユージオとの対峙、の4部構成でした。
今回は最高司祭アドミニストレータの統治を支える元老院について詳しく述べていきたいと思います。(それ以外はそんなに難しいところはなかったので)
元老(院)について
アリスとキリトが元老院に入ると、真っ白なスキンヘッドの人達が機械の中で永遠と神聖術を唱えていましたが、あの一人一人が元老です。そして元老を監視し、統括マネジメントするのがあのピエロ、元老長チュデルキンとなります。
彼らはもともと人界の各所にいる超高位の神聖術師でしたが、アドミニストレータによって拉致されてしまい、人界の監視のためのロボット同然の存在に作り替えられてしまいました。(厳密には人工フラクトライトを術式でいじったものなのでロボットではないです)
彼らの仕事は、人界に禁忌目録違反を犯した人物、もしくはそれに類する行為や不穏な動きを見せる人物がいないかどうかをチェックすることです。元々アドミニストレータが全て自分でやっていたのですが、人界の人口の増加と自身の加齢に伴うフラクトライトの記憶容量の減少により厳しくなってきたことから、拉致してきた天才神聖術師達にその仕事を任せるようにしたのです。
実際1話でアリスがダークテリトリーに侵入するという禁忌を犯した際、また、10話でユージオとキリトが学院でライオスとウンベールを負傷させるという禁忌を犯した際には、元老(スキンヘッドの人)が彼らの前に現れて何やら神聖術を唱えていましたが、あれは禁忌違反のチェックだったわけです。
用語解説
- セントラル・カセドラル
アンダーワールドを統治する行政機関、公理教会の最高本部。アドミニストレータによる支配の象徴。
- 整合騎士
公理教会直属の騎士で軍隊兼警察組織。
- ダークテリトリー
人界の向こう側、果ての山脈を超えた先にある領域。アドミニストレータの支配が及ばない地域。
- 神聖術
アンダーワールドにおける実質的な魔法。実体としては単なるシステムコマンドであるが、アンダーワールドの住人はそれを何か宗教的な意味合いのあるものとして勘違いしている。通常システムコール・・から始まる神聖語で書かれた術式であるが、心意次第では詠唱自体が不要になる場合もある。なお、術を行使するには相応の神聖力と呼ばれる空間リソースを必要とする。
- 心意の腕 (かいな)
神聖術などに頼らず、心意(想念)のみで物体を動かす大技。20話では整合騎士ユージオがキリトから自身の青薔薇の剣を心意の腕によって奪った。
※1話から最新話までの用語については以下にまとめてあります。
最後に
前半2クールの終わりが近づいてきたことから結構盛り上がってきましたね、原作を知っている私も次回が楽しみです。
なお、今回で原作第13巻が終了しました。次回から原作第14巻に入ります。(アリシゼーション編自体は第9巻から始まっています。)
それでは、また。
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