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【ネタバレ無し】原作未読向けSAO3期 (アリシゼーション) 3話解説・考察

2019/11/09
 
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SAO3期(アリシゼーション)3話の解説及び考察を原作のネタバレ無しでします。2話の解説はこちら

各話はAmazonプライムビデオ,  Huluなどで配信されています。見直し等される方は、参考までにどうぞ。(本記事更新時点での情報です)

※サムネ画像は公式PVより引用させていただきました。

 

解説

 

今回はキリトがセルカに叩き起こされるところから、果ての山脈でゴブリンたちに拘束されたセルカをキリトとユージオの2人が助けようとするところまでが描かれました。

まず、開始早々重要なポイントがありました。冒頭キリトは斧を振るうユージオを見つめながらこんなことを言っています。

「ユージオを何とかして天職から解放して、央都へ向かわなくては。」

この発言から当面のストーリー展開が見えてきますが、そもそもなんでキリトは央都へ向かわなくてはならないのでしょうか。実はこれの答えは2話でボソッと言及されていました。2話の時点でキリトはこんなことを心の中で言っていました、

  • この世界にはNPCらしき人物は今のところ皆無
  • テストプレイヤー等外部からログインしている人間もまだ一人も見かけていない
  • この村を出てもっと大きい町へ向かい、ログアウトする方法を模索したいが、お金も知り合いもいない以上、しばらくはこの村にとどまるしかない・・

2話でのこれらの発言からわかる通り、キリトの当面の目標はログアウトすることであり、彼はそのために今いる小さな村 (ルーリッド) から人・情報共に豊富であろうもっと大きな街に行こうと考えていたのです。だからキリトは央都へ向かう必要がありました。

じゃあユージオを巻き込まないで一人で勝手に行けばいいじゃないと思われる方もいるかもしれませんが、そうはいきません。なぜなら彼はアンダーワールドに関する知識も経験もまだほとんどないからです。考えてみてください。もし自分が全く未知の世界 (言語は通じますが) に放り出されたとして、たった数日過ごしただけですぐに一人で遠くへ旅をしようだなんて考えますか? 普通はまず街で情報収集をして、その過程で頼れる協力者を探し、それから旅に出ようというのが自然だと思います。だからキリトはユージオと一緒に央都へ行きたがっていたわけですね。

中盤では2人は斧ではなく青薔薇の剣 (果ての山脈の白竜の遺骨付近に落ちていたのをユージオが回収したもの、1話では重すぎて回収を断念) でギガスシダーを倒すことを試みますが上手くいかなかったようです。ただしここで自分自身に対するステイシアの窓を開いたキリトが、そこに表示されている窓枠に表示された”OBJECT CONTROL AUTHORITY” という値があることに気付きます。そしてこの値は青薔薇の剣にも設定(45)されていて、キリト自身の数値(38)より高くなっていました。まあこれはどうみても何かしらの伏線になりますので、覚えておきましょう。

終盤ではセルカが果ての山脈へ向かってしまったことで、大騒ぎとなります。なぜ彼女がキリトからアリス捕縛のきっかけを聞いたことでそのような行動をとってしまったのか、いまいちピンと来ない方も多いかもしれませんが、それについては来週明かされますので待ちましょう。まあ理由としてはなかなか当事者でないと理解し難い理由ですので、もしかすると来週になってもピンと来ないかもしれません。(次回の解説記事ではそこについては書く予定です。)

用語解説

 

まあwikipediaとかにも用語の解説って全部載ってるんですけど、ああいうのって見てしまうと大抵の場合、ほとんどすべてネタバレになってしまうんですよね。こちらではネタバレをしないように上手く書いていますので、是非参考にしてみてください。

  • ステイシアの窓

木、石、人、建物等、アンダーワールドに存在する各オブジェクトの状態 (天命などの数値・パラメータ) を表示するステータスウインドウ。この世界の住人はステータスウィンドウとは呼ばずにステイシアの窓と呼んでいます。名前の由来については今後明かされると思います。3話では、キリトは自分自身のステイシアの窓を開いて自分のオブジェクトコントロール権限(=38)を確認していました。

  • 禁忌目録

アンダーワールドでの最高法規です。まあ日本でいうなら日本国憲法みたいなものです。ただ実際の最高法規とは少し意味合いというか位置づけが異なりますが、その辺についてはネタバレになるので、今は深くは言及しません。後々説明があるはずです。(結構後の方です。)

  • 天命

アンダーワールドにおけるHPみたいなものです。(天命はアンダーワールドに存在する全てのオブジェクトに付与されます。)

  • 天職

職業(仕事)のこと。現実の日本での「天職」という単語の一般的な意味とは少し異なります。

  • 果ての山脈

ダークテリトリーとの境界をなす山脈。

  • 公理教会

アンダーワールド(ダークテリトリーを除く)を統治する行政機関です。まあ政府みたいなものと思ってもらえれば大丈夫です。

  • 整合騎士

公理教会直属の騎士です。アリスを連行した騎士はデュソルバート=シンセシス=セブンと言います。

  • 央都

首都のこと

  • 神聖術

魔法みたいなものです。神聖術に関する詳細な説明は、今後、たくさん出てきますので今はあんまり深く考えなくて大丈夫です。

 

最後に

 

今回は2人がゴブリンと対峙し一触即発のところで、EDという引きでした。

どうなるかはまさに次回のお楽しみですね。そろそろアスナとかが早く見たいという方も多いかもしれませんが、彼女についてはおそらく5話で登場しますのでお待ちください。

それでは、また。

4話の解説はこちら



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