【ネタバレ無し】原作未読向けSAOアリシゼーション WoU8話解説・考察
※上記のアイキャッチ画像はアニプレックスチャンネル8話予告より引用
SAOアリシゼーションWoU8話の考察・解説を原作のネタバレ無しでします。アリシゼーション編前半1~24話及びWoU最新話までの解説一覧はこちら。
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解説
今回はアリスの愛弟子エルドリエが戦死した他、オーク族3000人がベクタの命によって人柱にされてしまうなど、中々に悲しい回でした。
アリスはエルドリエを失った腹いせにすぐさまダークテリトリーへの報復を開始しましたが、彼女自身も前話で大規模術式により数千の兵士の命を奪っているわけですから、そこについては正直結構考えさせられますね‥‥
ストーリーとしては主要人物の脱落以外にもいくつか重要な箇所があったので、主にそれらについて触れていきます。
ベクタとアリスの関係
序盤にオーガ族の長フルグルが半身黒焦げで瀕死状態にも関わらず、最後の力を振り絞ってアリスのもとにやってきました。ここで彼は、
- 皇帝ベクタは「光の巫女」を欲している
- 皇帝ベクタは「光の巫女」さえ手に入れば、戦争を止める → オーガは草原に帰れる
- 風貌・様子からして皇帝が「光の巫女」と呼ぶ少女は整合騎士アリスである
といったことをアリスに話します。つまり、皇帝の目的はアリスの奪取ただそれだけなのです。
元々皇帝ベクタ (現実ではガブリエル) の狙いがアリスという名の汎用AIであることは以前の話でされていたので、視聴者的にはそんなことはもうすでに知っているわけですが、人界側の人達はこのことに関しては何も知りません。
なので、ベルクーリ率いる人界側としてはこの時点でようやく敵の目的がはっきりしたということになります。
人界側は兵を二分 アリスは囮に
敵の目的がアリスとわかったので、人界側はアリスを囮にして敵を分断する作戦に出ます。
具体的にはアリス以下4名の騎士と3割の兵士がダークテリトリー側奥深くに侵攻し、敵を引き付け最終的には挟み撃ちのような形で各個撃破していくというものですが、実際のところこの作戦は挟み撃ちというよりかは人界を守るためといった意味合いの方が強いです。
というのも基本的にベクタはアリス以外に興味がないため、戦力の大半をアリス目当てで割いてきますから人界に攻め込む側はどうしても手薄になります。なので、この作戦は人界を守るという点では極めて合理的なのです。(囮部隊は完全アウェイの敵地で戦うことになるので、勝つことだけを考えるのならこの作戦は結構微妙です)
用語解説
今回新たに登場した用語はありませんでした。
主に前半で登場したその他の用語についてはこちらにまとめてあります。
最後に
前回同様、今回も原作第16巻の内容です。(アリシゼーション編前半は9巻~14巻、後半は15巻~18巻が該当)
それでは、また。
★グッズ情報
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