【ネタバレ無し】原作未読向けSAOアリシゼーション WoU7話解説・考察
※上記のアイキャッチ画像はアニプレックスチャンネル7話予告より引用
SAOアリシゼーションWoU7話の考察・解説を原作のネタバレ無しでします。アリシゼーション編前半1~24話及びWoU最新話までの解説一覧はこちら。
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解説
前半は整合騎士レンリ、後半は整合騎士ベルクーリとアリスの戦う様子が描かれました。
整合騎士レンリの過去と記憶
今回山ゴブリンの長を倒し、前回の敵前逃亡から見事汚名を返上したレンリ。彼は過去に大会で友人を誤って殺してしまって以来、イップスになり戦えなくなってしまったわけですが、そもそも彼は整合騎士なのに昔の事を今も覚えているのでしょうか?
結論から言うと、彼は過去の事を朧げにしか記憶していません。
そもそも整合騎士になる際、レンリも他の騎士同様シンセサイズの秘儀を受けているので過去の記憶に関しては一度全て消されています。なので大会での出来事はもちろんのこと、自分の年齢から親の顔に至るまで全て彼は覚えていません。
ただ、アドミニストレータによるとレンリは騎士として大切なものが欠けてしまっており、それゆえ武装完全支配術が使えない状態だったとのことなので、記憶を消された後も大会でのトラウマはレンリの心の奥底に(無意識的に)残ってしまっているようです。そのため具体的な事柄、例えば殺してしまった友人の名前等は覚えていないものの、いざ剣を取って戦おうとすると心の奥深くに眠っている過去の記憶が甦り、あのような状態になってしまうのです。
ベルクーリの時穿剣とミニオン
ダークテリトリー側は航空戦力として暗黒術師団が作り出した800体のミニオンを投入しますが、ベルクーリの武装完全支配術によって一瞬にして全滅させられてしまいました。
ベルクーリの武装完全支配術は前半のユージオVSベルクーリ戦でも描かれていましたが、今回のは少々特殊だったので少し説明しておきます。
元々ベルクーリの持つ時穿剣は、(完全支配状態の際は)空間に一定時間斬撃を保持しておく力があります。例えば、10秒後に敵が来るとわかっていた場合、予めその場所を斬って10秒間意識を集中させておくことで、10秒後その場所にやってきた敵を斬ることができます。
今回ベルクーリは、峡谷上空に予め数百の斬撃を施しておき、それを長時間に渡って保持することで空中に浮かぶ巨大な罠を構築しました。そして、ミニオンが襲来した瞬間、保持していたそれらの斬撃を一気に発動させたのです。
なお、余談ですがもしミニオンがいつまでも来なかった場合、この技というか作戦は完全に失敗となります。あくまで開戦序盤で敵がミニオンを総動員して攻撃してくるという前提でしかこの作戦は成り立ちません。
というのも、武装完全支配状態で数百の斬撃を一気に発動させるのは剣と本人に相当負荷がかかるので、この大技はそうそう何回も発動できるものではないのです。つまり2回目以降の攻撃に対処する術はないので、今回のベルクーリの作戦は非常に大きな賭けであったといえます。
用語解説
今回新たに登場した用語はありませんでした。
主に前半で登場したその他の用語についてはこちらにまとめてあります。
最後に
前回同様、今回も原作第16巻の内容です。(アリシゼーション編前半は9巻~14巻、後半は15巻~18巻が該当)
それでは、また。
★グッズ情報
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