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【ネタバレ少し有】SAOアリシゼーション WoU16話解説・考察

 
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※上記のアイキャッチ画像はアニプレックスチャンネル16話予告より引用

SAOアリシゼーションWoU16話の考察・解説です。今回は考察の箇所で少しだけ原作のネタバレが有ります。アリシゼーション編前半1~24話及びWoU最新話までの解説一覧はこちら

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※本ページの情報は20年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

解説

 

サブタイトルがコード871だったので、そちらを中心に書きます。

柳井とコード871

今回の話で、柳井が初めから裏切者だったということが発覚しました。彼はアメリカのNSA (国家安全保障局) と繋がっており、アリシゼーション計画の内容をアメリカ側に漏らした他、アドミニストレータと共謀してアンダーワールドの住人 (人工フラクトライト) にコード871を施すことで、計画を意図的に遅延させていました。コード871 (右目の封印) は上位規則への絶対遵守の制約を人工フラクトライトに与えるものですから、これが突破されない限りアリシゼーション計画の目標 (軍事用AIの開発) は達成されません。上位規則に逆らえない人工フラクトライトは一見軍事用AIとして都合が良いようにも見えますが、実際のところ状況が刻一刻と変化する戦場では臨機応変な対応力に欠けて使いものにならないとされています。

なお、16話の時点で整合騎士アリスを始めとするいくつかの人工フラクトライトは既にコード871を解除しています。

第二のアリス

中盤で菊岡達が限界突破した人工フラクトライト、すなわち第二のアリスを発見したということで、喜ぶと同時にタイミングの悪さを嘆いていましたが、そもそも第二のアリスとは誰でしょうか。

第二のアリスとは、ざっくりいえばアリスに続いて上位規則に逆らった人工フラクトライトのことです(※)。16話の時点ではアリスに加え、右目を失ったリルピリン・イスカーンが該当しますので、第二のアリスはリルピリンとイスカーンということになりますが、実際に菊岡達の方で検出されたのはリルピリンだけでした。

※厳密に言うと少し違うので、次項で補足します。

 

考察 (原作ネタバレ少し有)

 

16話では人工フラクトライトの限界突破とコード871の話が出てきました。

放送終了後TLがこの件についての考察等でかなり賑わっていたようなので、自分もちょっとこの場で考察的なものを行ってみたいと思います。(一部憶測や推測を含みます)

右目の封印と限界突破フラクトライト

16話では第二のアリスとしてリルピリンが検出されましたが、それは彼が右目の封印を突破したからでしょう。しかし、第一のアリスであるはずのアリス・ツーベルクは検出された時点では右目の封印を解除していたわけではありません。(解除したのは整合騎士になってから) となるとラースが求める限界突破フラクトライトとは、一体どういう定義になるのでしょう。

アリシゼーション計画の目的上、ラースは上位規則に逆らえるかどうかを極めて重要視しています。しかし、上位規則に逆らったらみんな限界突破フラクトライトなのかというとそういうわけでもなさそうです。整合騎士達は一部を除き、カセドラルに連行される前に何らかの上位規則への違反、もしくは未遂行為を働いているはずですから、もしその論理なら整合騎士達のほとんどは限界突破フラクトライトということになってしまいます。ラース側でアリス以外の騎士の限界突破が検出されていないことを考えると、やはり上位規則に逆らう=限界突破というわけではなさそうです。

じゃあ限界突破とは一体なんなのかというと、恐らくですが違反の度合いによるのだと思います。違反指数があるしきい値を超えるとラース側に検出される仕組みになっていて、アリス・ツーベルクの禁忌目録違反はしきい値を超えたが、他の騎士達の違反はアリスより軽微であったためしきい値を超えなかった、そんなところではないでしょうか。実際、禁忌目録以外にも帝国基本法を始め様々な規則がありますから、皆がアリス・ツーベルクのような重大な違反を犯したというのも考えにくいですし。

なので、まとめると

  • アリス・ツーベルク → 禁忌目録違反 → しきい値オーバー → 限界突破として検出
  • 整合騎士 (一部除く) → 何らかの違反 → しきい値超えず → 限界突破として検出されず
  • リルピリン → (情動回路による) 右目の封印突破 → しきい値オーバー → 限界突破として検出
  • イスカーン → (物理的に) 右目の封印突破 → しきい値超えず → 限界突破として検出されず

ラース側で限界突破が検出されるには、違反指数などのパラメータがしきい値を超えるということが大事で、右目の封印の突破は必要条件ではないようです

文章でまとめると、

(物理的に抉る場合を除き) 右目の封印を突破したら、ラースに検出される。ただし、右目の封印を突破していなくてもアリス・ツーベルクのように重大な禁忌目録違反を行った場合は、同じくラースによって検出される。違反がショボいと検出されない。

こんな感じでしょうか。

 

最後に (原作情報)

 

15話に引き続き、16話も原作第17巻の内容でした。(アリシゼーション編前半は9巻14巻、後半は15巻18巻が該当)


ソードアート・オンライン (17) アリシゼーション・アウェイクニング (電撃文庫)
 

それでは、また。

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