【ネタバレ無し】原作未読向けSAOアリシゼーション WoU13話解説・考察
※上記のアイキャッチ画像はアニプレックスチャンネル13話予告より引用
SAOアリシゼーションWoU13話の考察・解説を原作のネタバレ無しでします。アリシゼーション編前半1~24話及びWoU最新話までの解説一覧はこちら。
はじめに (12話までのストーリー)
コロナの影響もあり前回12話から半年ほど期間が空いてしまいましたが、今回の13話は完全に前回からの続き物です。ですので、話の展開をほとんど忘れてしまったという方は今一度1~12話の見直しをされることをオススメします。
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とはいえ全て見直すのは中々大変ですので、以下に今まで書いた記事の中で参考になりそうなリンクをまとめておきます。
★【若干ネタバレ有】アリシゼーション第3クール以降のストーリーと見どころを紹介
簡単にまとめると
- アンダーワールドは菊岡率いるラースが軍事用AIの開発・育成のために作った仮想世界
- その中で自分の意思で上位規則へと逆らうことのできる(=臨機応変な対応が可能な)AI、アリスが誕生
- AIアリスを奪うべくアメリカの民間軍事会社がラースを襲撃し、皇帝ベクタとしてアンダーワールドにダイブする
- ベクタ率いる暗黒界軍は人界へ侵攻するも、ベルクーリ・アリス率いる整合騎士団の頑強な抵抗に遭い、大きく押し戻される
- ベクタらアメリカ勢はゲームのベータテストを偽装し、米国本土から数万のMMOプレイヤーを援軍として投入
- ラース側はアスナをスーパーアカウント (創世神ステイシア) としてアンダーワールドに投入。さらにシノン達が応援に駆け付ける
といった話になります。
一言でいえば、アンダーワールド大戦 (War of Underworld) =アリス争奪戦ということです。
※本ページの情報は20年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
解説
今回は前半でキリトらと再会したシノンの様子と、リーファ・リルピリンとディーアイエルの絡み、そして後半でアリスを攫った皇帝ベクタと戦うベルクーリの様子が描かれました。
ディー・アイ・エルとリルピリン
最終的にはリーファに殺されてしまった暗黒術師ギルド総長のディーアイエルですが、元々彼女は8話終盤でアリスら人界軍の攻撃により瀕死の重傷を負っていました。そんな中、リーファが突如として天から降ってきた(実際にはアスナ達の救援のため現実からアンダーワールドにログインしてきた)ので、これは天命(体力)を回復する絶好のチャンスということで、彼女を襲ったわけです。
一方、目の前でリーファを凌辱され、さらには自分の尊厳をも気づ付けられたオーク族の長リルピリンですが、彼はそもそも以前、暗黒術師らによって自分の婚約者を戦闘のための生贄にされてしまっていますから、ディーアイエルのことを相当恨んでいます。
しかしディーアイエルは皇帝ベクタからの命令を受けて行動している以上、彼女の方が立場としては上になりますから、リルピリンとてそう簡単には手を出せません。アンダーワールドの住人(人工フラクトライト)の場合、上からの命令や上位規則の類には絶対に逆らうことができないという原理原則(=右目の封印、コード871)がありますから、右目の封印がある限りディーアイエルへの攻撃は物理的に不可能です。なので、彼は右目の封印を解除して、リーファを襲うディーアイエルへと立ち向かっていきました。
右目の封印やコード871については10話の記事でも触れています➡WoU10話解説
ベルクーリの裏斬
皇帝ベクタの飛竜に中々追いつけなかったベルクーリは、裏斬と呼ばれる記憶解放術を発動させました。”時穿剣の表”、とされる空斬は空中に斬撃を保持し続けることで未来を斬るのに対し、裏斬はシステムの移動ログに干渉して過去を斬るというチート技です。
最後に (原作情報)
前クールの12話に引き続き、2ndクール1話目である13話も原作第17巻の内容です。(アリシゼーション編前半は9巻~14巻、後半は15巻~18巻が該当)
それでは、また。
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