【ネタバレ無し】原作未読向けSAO3期 (アリシゼーション) 1話解説・考察
SAO3期(アリシゼーション)1話の解説及び考察を原作のネタバレ無しでします。
各話はAmazonプライムビデオ, Huluなどで配信されています。見直し等される方は、参考までにどうぞ。(本記事更新時点での情報です)
※サムネ画像は公式PVより引用させていただきました。
解説
前半は仮想世界(アンダーワールド)での話、後半はGGOと現実世界での出来事の話でした。
後半で示唆された通り、キリトはバイトの一環として菊岡が用意したSTLを使ってアンダーワールドにダイブしています。つまり、前半についてはキリトがアンダーワールドにダイブ中に体験した出来事がそのまま描かれていたわけです。
前半ではキリトとアリスとユージオの3人を中心にアンダーワールドの中で物語が進んでいきます。キリトとユージオが巨木(ギガスシダーといいます)に斧を振るうシーンから始まり、アリスが整合騎士デュソルバート=シンセシス=セブンに連行されるところまでが描かれました。
後半ではキリト、アスナ、シノンといったいつものメンバーを中心にGGO内と現実世界の中で物語が進んでいきます。冒頭はGGO内での戦闘シーンで、その後ダイシーカフェでの団らんを経て、キリトがラフコフの生き残りのうちの一人、ジョニー・ブラックに毒薬で襲撃されるところまでが描かれました。
原作未読の方が気になってるであろう点を挙げていくと、
- アンダーワールドでのキリトの容姿が非常に幼いのはなぜ?
- なぜ洞窟の竜が死んでしまっていたのか?
- アリスが連行された時、ユージオの右眼が赤くなっているのはなぜ?
- アリスがダークテリトリーの土を触れてしまった直後に登場したスキンヘッドの男は何者?
- そもそもなぜ切り倒すのにあと900年もかかるとされる木(ギガスシダー)を2人は切っていたの?
- 何の目的で菊岡はSTLを開発し、実験を行っているの?
こんなところでしょうか。まあ正直言ってネタバレを考えると、これらの項目にはほとんど答えられません。が、2と5に関しては、少し1話の中で触れられていましたね。
2に関しては、
- 洞窟の竜はダークテリトリーからこの世界を守るためにいたけれど死んでしまった
- 普通の人間ではとても太刀打ちできるレベルの相手ではなかった (ベルクーリの伝説)
- 竜の遺骨に剣の傷痕があった
といったことが言及されていました。
また、5に関しては、冒頭のユージオとキリトのやり取りの中で、ユージオが「天職なのだからあれこれ言っても仕方がない」的な発言をしていますね。まあこれはある意味答えになっているといえばなっていますが、あの木(ギガスシダー)をなぜあと900年かけて切り倒す必要があるのかという本質的な部分はまだこれだけではわからないですね。これに関しては割と近いうちに判明すると思います。(早ければ来週の2話で)
用語解説 (原作ネタバレ無し)
まあwikipediaとかにも用語の解説って全部載ってるんですけど、ああいうのって見てしまうと大抵の場合、ほとんどすべてネタバレになってしまうんですよね。こちらではネタバレをしないように上手く書いていますので、是非参考にしてみてください。
- 天命
アンダーワールドにおけるHPみたいなものです。今回の1話では、弁当の天命(HP)が長持ちしないということで、アリス達は洞窟に氷を取りに行くことになりました 。(天命は人・物・動植物を問わず付与されます。)
- 天職
アンダーワールドでは現実に我々が使っている単語の天職とは微妙に意味が異なります。まあとりあえず今の段階では天職=職業(仕事)と思ってもらって大丈夫です。後々アニメでも詳しい説明があると思います。(原作ではありました)
- 禁忌目録
アンダーワールドでの最高法規です。まあ日本でいうなら日本国憲法みたいなものです。ただこちらも実際の最高法規とは少し意味合いというか位置づけが異なりますが、その辺についてはネタバレになるので、今は深くは言及しません。後々説明があるはずです。
- 公理教会
アンダーワールド(ダークテリトリーを除く)を統治する行政機関です。まあ政府みたいなものと思ってもらえれば大丈夫です。
- 整合騎士
公理教会直属の騎士です。1話ではアリスを捕縛し連行した弓使いの騎士デュソルバート=シンセシス=セブンが該当します。
- ダークテリトリー
とりあえず公理教会が統治していない怪しい土地だと思っていてください。果ての山脈の向こう側はダークテリトリーです。これ以上はネタバレになるので書きません。
- 果ての山脈
ダークテリトリーとの境界をなす山脈。
- 神聖術
魔法みたいなものです。1話ではアリスが洞窟に入った際、神聖術を使って懐中電灯代わりにしていました。神聖術に関する詳細な説明は、今後、たくさん出てきますので今はあんまり深く考えなくて大丈夫です。
- 央都
首都のことです。
- STL (ソウルトランスレーター)
魂(フラクトライト)の読み取り(+書き込み)を行う装置。ブレインマシンインターフェース(BMI)の一種で菊岡達(ラース)のやっている実験でアンダーワールドにダイブする際はこれを使用します。
最大の目玉機能はFLA(フラクトライトアクセラレーション)という時間加速機能であるとキリトは1話では言っていました。
舞台のモデル (聖地)
シノンとアスナとキリト(とエギル)が会話していたダイシーカフェは作中では御徒町にあるとされていますが、モデルは資生堂パーラー サロン・ド・カフェ銀座本店ですので実際の位置は微妙に異なります。
また、最後にキリトが襲撃された場所は世田谷区宮坂付近(アスナの実家の近く)です。東急世田谷線宮坂駅の近くになりますが、アニメでの描写が実際の付近の風景を模倣していたかどうかについては正直微妙なので、具体的な場所については不明です。
最後に
今回の話は、原作未読勢の方にとっては時系列も場所もグチャグチャで何が何だかわからなかったかもしれないですが、今後徐々に伏線の回収が進みます。このアリシゼーションという作品は前半から中盤にかけては大量に伏線をばらまきつつ進むので物語のスピードはかなりゆっくりですが、大量にまかれた伏線が中盤から後半にかけての盛り上がりを後押しします。
そういった意味ではやはりその都度、流れや用語を理解しておくと、より一層物語を楽しめるようになりますので、今回の私の記事が、少しでも原作未読勢の方のお役に立てばなと思っています。
何かあればコメントかtwitterの方までお願いします。
それでは、また。
2話の解説はこちら
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