【ネタバレ無】原作未読向けSAOアリシゼーションWoU20話解説・考察
※上記のアイキャッチ画像はアニプレックスチャンネル20話予告より引用
SAOアリシゼーションWoU20話の解説・考察を原作のネタバレ無しでします。アリシゼーション編前半1~24話及びWoU最新話までの解説一覧はこちら。
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目次
解説
なぜキリトだけログアウトできなかったのか、その理由について記します。
リーファとシノンがログアウトできた理由
リーファとシノンはキリトと同じようにSTLを使ってアンダーワールドにダイブ (ログイン) していますが、彼女達は菊岡のいるラース本部 (オーシャンタートル) ではなく六本木の支部からアクセスしているので、スペック的に限界加速フェーズには対応できません。限界加速フェーズが始まると強制ログアウトになります。
ただ、実際には2人とも度重なる戦闘の影響で既に瀕死の状態でしたので、限界加速フェーズに入らなくてもどのみち強制ログアウトということになります。
日本からの援軍 (クライン, リズ, シリカ, etc…) がログアウトできた理由
彼らはSTLを使ってダイブ (ログイン) していないので、そもそも時間加速に対応できません。彼らがアンダーワールドへの接続に用いているのは、ナーヴギアの後継機であるアミュスフィアです。限界加速フェーズが始まれば、当然強制ログアウトということになります。
STLはラースが開発した、人間の魂 (フラクトライト) に直接アクセスして情報の読み書きを行う装置ですから、当然時間加速にも対応しています。
キリトがログアウトできなかった理由
キリトはオーシャンタートルにあるラース本部のSTLからアクセスしているため、不幸にも限界加速フェーズに対応できてしまいます。ですので、彼の場合はシステムコンソールから自発的にログアウトするしか方法がありません(※)。 すぐに使用できるシステムコンソールはアリスがログアウトする際に利用した果ての祭壇 (ワールドエンドオールター) のみですから、限界加速フェーズが始まるまでにあそこに到達できなければ、200年の時をアンダーワールドで過ごすことになります。(サトライザーと戦っていた影響で、結局間に合いませんでした)
※自害するという方法もありますが、ミスって限界加速フェーズに入ってから死ぬと全感覚遮断状態で200年を過ごすことになるため、リスクが高すぎて実質不可能です。
アリスがログアウトした理由
アリスは元々ラースの保護対象です。WoUではアリスを敵に奪われないよう、皆で必死に守ってきました。
幼少期に自らの意思でダークテリトリーへと侵入し、人工高適応型知的自立存在 (Artificial Labile Intelligent Cyberneted Existence)として最初に検出されたアリスは貴重なサンプルですから、保護しなくてはなりません。
※軍事用AIの開発 (=AI搭載の無人兵器開発) を最終目標とするラースにとって、アリスは理想的な存在です。
最後に (原作情報)
20話は原作第18巻の内容です。(アリシゼーション編前半は9巻~14巻、後半は15巻~18巻が該当)
ソードアート・オンライン18 アリシゼーション・ラスティング (電撃文庫)
それでは、また。
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