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【ネタバレ無し】原作未読向けSAO3期 (アリシゼーション) 10話解説・考察

2019/10/06
 
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SAO3期(アリシゼーション)10話の解説を原作のネタバレ無しでします。9話の解説はこちら

各話はAmazonプライムビデオ,  Huluなどで配信されています。見直し等される方は、参考までにどうぞ。(本記事更新時点での情報です)

※サムネは公式の7話予告より引用させていただきました。

 

解説

 

今回はおそらく今までの中で最も衝撃的な回だったでしょう。ライオスのルパンダイブに腕チョンパ、フラクトライト崩壊、ユージオ右眼破裂、アリス登場、色々あった回でした・・。とはいえ、ストーリー上重要な点は2点だけかなと思いますので、それらについてのみ解説します。

事件の発端

後々が衝撃的過ぎて意外と忘れてしまいがちですが、事の発端はロニエでもティーゼでもなく、フレニーカという名の初等錬士が自身の指導生のウンベールに色んな意味でハラスメントを受けているということが原因でした。前回の9話でライオスとウンベールにキリト達が対応を改めるよう、説得しに行きましたが、今回の10話でユージオのところにフレニーカが直接嘆願に来たことからもわかるよう、ウンベールのフレニーカへの対応は全く変わらなかったようです。つまり、ロニエとティーゼがライオスらの部屋に直接抗議に行ったのは、ウンベールがキリト達に注意されてもフレニーカへのハラスメントを辞めなかったからだったんですね。2人はライオスらに抗議をしますが、その過程で逸礼行為(おそらく学院則違反に加えて多少の帝国基本法への抵触もあったのでしょう)、があり、結果として修剣士懲罰権を上回る貴族裁決権を行使され懲罰が課せられることになってしまいました。この修剣士懲罰権と貴族裁決権について、それぞれの詳しい説明や両者の違いなどについてはページ下部の用語解説欄に書きましたのでそちらを参照してください。

ユージオの右眼とスキンヘッドの男

ウンベールへ剣を振るう直前、ユージオの右眼が赤くなった末破裂しました。また、1話Aパートでアリスがダークテリトリーに侵入してしまった際に現れたスキンヘッドの男とよく似た人物が、ライオスとの戦闘終了後に登場し、1話の時と同様何やら英語で詠唱を行っていました。後者については今は何も言えませんが、前者については10話の最後の方にヒントがあります。アズリカ先生がユージオの右眼を治療した際、「あなたは私に破れなかったものを破ったのですね」的なことを言っていましたね。ユージオが今回破ったものは禁忌目録ですから、ここで右眼と禁忌目録の関係性がうかがえます。今後に注目ですね。

 

用語解説

 

まあwikipediaとかにも用語の解説って全部載ってるんですけど、ああいうのって見てしまうと大抵の場合、ほとんどすべてネタバレになってしまうんですよね。こちらではネタバレをしないように上手く書いていますので、是非参考にしてみてください。

  • 修剣士懲罰権

学院内でのローカルルールで、学院則に違反した学生を教師などに代わって修剣士が懲罰を課すことのできる権利です。当然学院則の規定の範囲内で、懲罰を課しますので大したことはできません。

  • 貴族裁決権

四等爵士以上の上級貴族に与えられる権利法規に背いた下級貴族や平民を禁忌目録や帝国基本法に定められた範囲内で裁くことができます。懲罰の基準はある程度帝国基本法や禁忌目録に定められていますが、罪や違反の度合いによって懲罰の基準が変化する仕組みですので、時としてはかなり重めの罰を課すことが可能です。(今回ユージオが重大な禁忌目録違反をしたので、ライオスにはユージオの処刑が認められました。)また、権利行使の対象者は基本的には下級貴族と私領地の平民のみですが、重罪の場合は例外的に上級貴族以外の全ての人が対象となります。(ユージオは私領地以外の平民ですので通常は権利の行使対象外ですが、重罪を犯したので例外です。)

  • (上級)修剣士

ライオス、ウンベールやキリト、ユージオは学院内ではこの階級ですが、そもそもこれは帝立修剣学院の2年生全員がなれるわけではありません。1年生最後の修剣士検定で12位以内の成績を取った者のみがなれ、修剣士となった暁には傍付きとして新1年生を自由に指名する権利が与えられます。(ただし、1年生なら誰でもいいというわけではなく、入学試験上位者の中から選ばなくてはなりません。)

  • 禁忌目録

アンダーワールドにおける最高法規疑うことすら許されない絶対の法でたとえ上級貴族であろうと遵守しなくてはなりません。

  • 帝国基本法

キリト達のいる国独自の法律です。禁忌目録よりワンランク下の法律という認識で問題ないでしょう。原作でもそこまで詳しくは書かれていません。

  • 公理教会

アンダーワールドを統治する行政機関。各国は公理教会によって管轄されています。1話でアリスを禁忌目録違反により連行したのはこの組織です。

  • 整合騎士

公理教会直属の騎士。10話ではアリスが整合騎士として登場しました。

 

最後に

 

今回はとても濃密な回でした。今までの話と比べて明らかに何か違う雰囲気を感じたかと思います。10話は原作ですと11巻に該当するのですが、これのタイトルがアリシゼーション・ターニングとなっていることからもわかる通り、まさに今週来週辺りはアリシゼーションにおけるターニングポイントです。9話まではそこまで話の密度は濃くありませんでしたが、このターニングポイントに差し掛かったあたりからは、終盤までずっとこのような濃密な話が続きます

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感想:35件

※アリシゼーション編自体は原作第9巻からスタートしています。

それでは、また。

SAO3期 (アリシゼーション編) のグッズ紹介 (グッズ販売情報まとめ) についてはこちら



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