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【ネタバレ無し】原作未読向けSAO3期 (アリシゼーション) 23話解説・考察

2020/07/15
 
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SAO3期(アリシゼーション)23話の解説を原作のネタバレなしでします。22話の解説はこちら

各話はAmazonプライムビデオU-NEXT, hulu, フジテレビオンデマンド(FOD) などで配信されています。見直し等される方は、参考までにどうぞ。 (☆)

※上部のアイキャッチ画像は公式の14話予告より引用させていただきました。




 

☆本ページの情報は2020年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。紹介している作品は、現在配信終了している場合もありますので詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。

解説

 

23話はアドミニストレータ及びソードゴーレムとの決戦でした。今回のこの記事ではtwitterなどで多く散見された感想や疑問に答えていくような形で書いていきたいと思います。

カーディナルはなぜ戦わなかったのか

カーディナルは最高司祭及び配下のソードゴーレムと戦うという選択はせず、自らの命を差し出す代わりに、キリトら3人をカセドラルから逃がすことを要求しました。なぜなら、ソードゴーレムを倒すと、アンダーワールドの民の命を奪うことになってしまうからです。(ソードゴーレムの実体は神器級の剣とアンダーワールドの民を併せて物質変換したものです)

しかし、最終的にはカーディナルの死後、ユージオが剣となってソードゴーレムを倒したので、結果としては、アンダーワールドの民の命を奪うことになりました。となると、なんだかカーディナルってただの無駄死にで一緒に4人で戦った方が良かったのではないかと思えてきますが、実はそういうわけにはいきません。というかそもそも彼女には戦うという選択肢はシステム的に無理でした。

というのも、カーディナルもまた人界の民であり、上位規則に縛られるからです。ただしその規則は禁忌目録ではありません。少女カーディナルは、もともとは人格も肉体もなくただのシステムで、最高司祭に乗っ取られた後はほとんどの権限を失っていましたが、約200年前に最高司祭が空き容量確保のために自身の記憶(人格)のコピーを少女リセリスに対して行った際、隙をついてコピー先のリセリスの肉体の下で一部の管理者権限を回復し、肉体と人格(記憶)を持ったシステムとして復活しました。なので、少女カーディナルの場合、途中までは最高司祭と同じ記憶を持っているため、禁忌目録には縛られません最高司祭にとって禁忌目録は自分が作成した法で上位規則に該当しないからです。

では、少女カーディナルが制約を受ける上位規則は何なのかというと、それは最高司祭が親から与えられた家庭内規則です。幼い頃に最高司祭は親からいくつかの規則を与えられましたが、その中には(正当な理由なき)殺人の禁止がありました。(当時は禁忌目録などの法が未整備だったので、様々な禁止事項は親が子に代々受け継いでいくのが一般的でした) そのため、最高司祭及びその一部の記憶を受け継ぐカーディナルは、殺人ができません

ただし、重大な禁忌目録違反をした人であれば、正当な理由とみなされるので、殺すことは可能です。最高司祭がカーディナルを殺せたのは、彼女が重大な禁忌違反(公理教会への反逆)をしたからです。このように、最高司祭の場合は禁忌目録には縛られないが禁忌目録に違反した人は処罰できるという、非常に美味しい状況なわけです。

で、カーディナルの場合ですが、23話で彼女が戦おうとしたソードゴーレムは、人界の民を最高司祭が物質変換して神器と融合させたものですが、素材となった人々は別に重大な禁忌目録違反をしたわけではなく、彼らに罪はないので、残念ながらソードゴーレムの命を奪うことはできません正当な理由なき殺人に該当してしまいます。

なので、カーディナルにとっては最高司祭に降伏するか、ソードゴーレムの命を奪わないよう配慮しながら3人と一緒に最高司祭と戦うという選択肢しかありませんでした。検討した結果、どうあがいても後者の選択肢は無理だとわかったので、自らの命と引き換えにキリトら3人を見逃すという条件付きでの降伏を彼女は選びました。

最高司祭に約束を守る気はあったのか

自分の命を差し出す代わりに3人を見逃してやってくれという条件付きで、カーディナルは最高司祭と停戦交渉し、最高司祭はそれを受け入れましたが、そもそも彼女には約束を守る気はあったのでしょうか。結論から言うと、守る気はあったというかこれもシステム的に守らざるを得ません

カーディナルは交渉の際、条件に関してステイシア神ではなく自分自身のフラクトライトに対して誓うよう要求しました。これはなぜかというと、そもそもステイシア神とは最高司祭が作成させた創世記に登場する人物で、あくまでも人界を統治する上で都合がいいからといった理由で設定した神に過ぎないことから、彼女にとっては自分より下位の存在となります。下位の存在との約束は上位規則には該当しないので守る必要はありません。ただし、上位の存在との約束は上位規則に該当します。なので、カーディナルは最高司祭に対して自らよりも上位の存在、自らのフラクトライトに対して誓うよう要求しました。(フラクトライトはアンダーワールドに存在して生命活動を行うには必須の物であり、自己を決定づける存在ですから、自分よりも上位の存在になります。)

実際、最高司祭は3人を見逃すと自身のフラクトライトに対して誓いましたから、この約束は必ず守ります。ただ、最終的にはカーディナルの協力を得た上でユージオがソードゴーレムを攻撃したので、停戦の約束は無効になり、最高司祭もキリトらと戦うことにしました。

 

用語解説

 

  • 禁忌目録

アンダーワールドの最高法規であり、絶対の法。アンダーワールド人の場合、上位規則に絶対に逆らえないという先天的な性質を持っていることから、この法を破ることのできる人間は通常いない。

 

最後に

 

いよいよ来週、アリシゼーション編前半2クールの最終回です。原作第14巻を一通り終えての、最終回だと思います。(アリシゼーション編前半は9巻14巻、後半は15巻18巻が該当)

それでは、また。

SAO3期 (アリシゼーション編) のグッズ紹介 (グッズ販売情報まとめ) についてはこちら



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